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2017年11月15日

カデンツについて

現在、和声学を勉強しているのですが、それによってカデンツの意味が分かってきたのでそのことについて書きたいと思います。


カデンツ(終止形)というのが教本に掲載されていることがありますが、その意味についてはとくに書かれていない場合が多いと思います。

カデンツは、そのコードの押さえ方を覚えることに意味はありません。曲によって押さえ方は様々だからです。覚えるべきはコード進行です。このコード進行が曲の中で出てきたら、「あ、これはカデンツだ」と認識できることが大切になってきます。

どのように演奏すれば良いかというと、カデンツの最後の和音でフレーズが終わった感じが出るようにします。最期から二番目の和音に緊張感を持たせて、最後の和音を弛緩させるというのが基本でしょう。(音量で言えば、大→小と収めるのが基本だと思います。100%毎回そうするのが良いとは限りませんが)


ここからが私がずっと勘違いしていたことなのですが、「終止形」という名前だったがために、カデンツは曲の最後にしか出てこないと思っていたのです。これが誤りで、カデンツは曲のあらゆるところに出てきます。それどころか、古典の曲では、曲の全ての部分がカデンツなのです。

カデンツをつなげて連続させたものが曲になっています。

するとどうなるかというと、曲の全ての和音について、カデンツのどの音にあたるのかというのが分かるようになります。

これが、和声進行を意識して演奏するということです。



ここで問題になるのが、属和音→主和音(ハ長調ならG→C)で終止(全終止)になるというのが基本なのですが、属和音で終止する、「半終止」なるものの存在です。半終止の次はまた主和音から曲が再開するので、全終止なのか半終止なのかの区別がつきません。

これをどうやって区別するのかというと、学式論の知識を使うのだというのが現在の結論です。つまり、曲というのは大抵4小節単位の小さいフレーズがあり、それが2つ繋がってもう少し長いフレーズになり・・・というように、曲の形式である程度フレーズの切れ目というのが決まってきます。

フレーズの切れ目の前の和音が属和音なら半終止、主和音なら全終止だなと判断します。


半終止はそこでフレーズがいったん終わる部分ですから、そういう感じで演奏する必要があります。その和音に入るときにわずかにritして、和音の後で少し間を取るといったことが必要でしょう。



こんな感じなのですが、とにかくここで言いたかったのは、曲はカデンツの連結によって作られているのであって、カデンツは曲の最後だけに出てくるわけではなく、曲全体がカデンツによって作られているのだということです。
posted by S at 07:41| Comment(1) | 音楽理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

grace notes 意味

楽譜に、The first two grace notes may be omitted というような表現があり、graceってなんだろうなと思って調べたところ、飾りのことでした。

grace notesで飾り音符。最初の2つの飾り音符は省略可能の意味ですね。
ラベル:GRACE 飾り音符
posted by S at 22:22| Comment(0) | 音楽理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

花は咲く を再び演奏

以前、クアトロパロスさん編曲の「花は咲く」のことを記事にしていましたが、別の場所でまた演奏する機会ができそうです。

こちらがその記事です。

http://cguitarkiwametaru.seesaa.net/article/452890556.html


この楽譜はクラシックギターの四重奏むけの楽譜で、前回とは違うパートを担当するので、また違った発見がありそうです。

それにしても和音の選び方がお洒落で、本当に良い編曲だと思います。弾いていて楽しいですし、他のパートとハモったときが最高に気持ち良いです。
posted by S at 06:44| Comment(0) | アンサンブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする