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2018年09月27日

六本木国際ギターコンクールの開演時間

第1回六本木国際ギターコンクールがもうすぐ(2018年9月30日)開催されるのですが、詳細な情報がまだ出ていません。

審査員から演奏者は見えないブラインド審査だと聞いていますので、出演者の名前が分からないのはともかくとして、開演時間や入場料も分からないのですよね。

一般公開しないわけではないと思うのですが・・・
おそらく、明日の正午に出場者が発表される段階で分かるのでしょう。


ホームページを見た限り、36名の方が録音審査を通過して本選に出場されるようです。



六本木国際ギターコンクール


他に分かっているのは審査員(敬称略)が

・原 善伸 (審査委員長)
・河野 智美
・鈴木 大介

というそうそうたる顔ぶれであるということ。


それから、時間オーバーには寛大なようで、減点ではなくて、時間がきたら演奏が打ち切りになってそこまでの部分で判断されるということです。

あとは、控室での練習時間は無いようです。



他のコンクールとは少し違ったルールなので、興味を持っています。
posted by 管理人 at 07:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

トニックとドミナント

クラシックギターの弱点として、開放弦の音がやたらと大きく出がちだというのがあります。

ロマン派までの音楽、そして現代でも調性に基いた音楽では、和声というものがあり、基本的にすべての和音をTSDのどれかの役割に当てはめることができます。

Tはトニック、主和音。その調の最も基本的な和音で、ハ長調ならCメジャー、ニ短調ならDマイナーです。

Sはサブドミナントで、「この次にDの和音がくるぞ」という気分を表現します。

そして、Dはドミナント、属和音。これは、緊張の高まりを表していて、その緊張はTの和音に進行することで解決します。


今回は特に大切なD→Tに絞ってお話しますが、Dで高まった緊張がTでほぐれるわけですから、ベースの音量を考えると、Dの方が大きくてTで収まるのが自然です。

しかし、ギターという楽器は、油断するとすぐにこれが逆転してしまいます。


例えば大聖堂の第3楽章にこんな部分がありますが、コードとしては F#→B/D だと思います。
大聖堂第3楽章サンプル.GIF

B/DはBのシレファ#のコードと役割としては同じTなので、和声学的なコードの意味は、D→Tとなっています。


ところが、2小節目のB/Dのベースのレですが、開放弦です。ついつい音量が出てしまうんですよね。



敢えてTの部分の音量を大きくする表現もあるとは思いますが、少なくとも、「何も考えていなくて大きくなってしまった」というのはよろしくないでしょう。

ギターの独奏曲は、随所でこういうことが起こりがちです。



そんなわけで和声学は基本の部分だけでもやっておくと、曲の表現で不自然な部分に気がつくことができるようになります。私はこちらの記事でご紹介したサイト、本を活用しています。

和声学が独学できるサイト - クラシックギターを極める日記
posted by 管理人 at 08:08| Comment(0) | 音楽理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

埼玉ギターコンクール 2018 感想

途中からになってしまったのですが、埼玉ギターコンクールを観戦しました。

以前は教室の発表会のような雰囲気も強かったのですが、レベルが高くなってきているように思います。


幸い入賞者の方の演奏は全て聞くことができましたので、それぞれ簡単に感想を書いてみます。(括弧内の数字は、勝手ながら私が課題曲50点、自由曲50点の100点満点でつけた点数です。気持ち半分でご覧ください)


◆第1位 高橋力さん(45 + 45 = 90)
この方は、ただ弾くだけでなく、聞く人のことを考えた、伝わる演奏をしているなと感じました。

・課題曲
他の人とは明らかに雰囲気が違いました。とても堂々としていました。

・スケルツォ・ワルツ(M.リョベート)
何より音が前に出てくる感じがありました。

・カプリス(L.レニャーニ)
多分第7番だったと思います。指が回りきっていないところもありましたが。自分の表現をしっかりされていました。


◆第2位 川島洋介さん(45 + 50 = 95)
私はこの方に一番高い点数をつけました。

・課題曲
速めのテンポでそつなく弾いていました。

・ラファガ(J.トゥリーナ)
カッコいい曲です。ラスゲアードもきれいに入っていました(きれいというと誤解されそうですが、一つ一つの和音が団子にならず。しっかり分かれて聞こえたということです)。
トゥリーナの曲を聞く機会は多いですが、ラファガはあまり聞き馴染みがありませんでした。こんなに良い曲だと分かって弾きたくなりました。


◆第3位 吉岡信夫さん(50 + 40 = 90)
この方は、課題曲の出来きが特に良かったと感じました。

・課題曲
私が聞いた中では、本日一番良い演奏をされたのがこの方ではないかと思いました。それほど素晴らしかったです。

・郷愁のショーロ(A.バリオス)
何か際立ったものがあったかと聞かれると分からないのですが、よい演奏でした。




4位は同率で3人でした。演奏順に書きます。

◆大貫淳也さん(35 + 45 = 80)
自由曲がとても良い演奏をされていて、周りのレベル次第で上位にいくのではないかと思いました。

・課題曲
ちょっと演奏にかたさが見られました。確実に弾こうとしている感じで音楽がスムーズに流れていない印象がありました。少しミスした箇所があったのももったいなかったです。

・序曲(F.カルリ)
素晴らしい演奏でした。課題曲のようなかたさは見られず、自分の表現をされていたと思います。

減点するようなポイントはなかったのではないかと思います。ただ、加点したいようなインパクトのある表現もなかったのかなという印象でした。


◆近藤勲さん(45 + 40 = 85)

・課題曲
無難な演奏でした。若干、音が抜けたりミスタッチで不要な音が足されてしまったりしていましたが、和音内での話なのでそんなに気になりませんでした。

・ファンタジー(S.L.ヴァイス)
きれいで強弱もついた素晴らしい演奏でした。終盤でなぜか6弦の調弦がくるってきたのが気になりましたが、演奏自体は大きく気になるような穴はありませんでした。

・リュート組曲第1番よりジーグ(J.S.バッハ)
ビレが少しあって苦しそうに聞こえる部分もあったのですが、全体としては指がとてもよく回っていました。


◆有馬良平さん(40 + 50 = 90)
4位の3人の中で、私はこの方に一番高い点数をつけました。この方が1位でもおかしくないと思っていました。

・課題曲
大きくはないですが、余裕を感じられる音量でスタートしました。曲が進んでクレッシェンドしたときの盛り上がり方がすごくて、やはり余裕があったのだなと分かりました。多少ミスがあったのが惜しかったです。

・アッシャー・ワルツ(N.コシュキン)
この曲を私は知らなかったのですが、かなり現代的な雰囲気の曲です。聞き映えがするのでコンクールには向いていると思います。手慣れた感じのする演奏でした。
ニキータ・コシュキンはまだ存命の作曲家のようです。






全体の所感ですが、上位3名の方の演奏は、音量が他の方達より一段階大きく感じました。これがギターの違いなのか、タッチの差なのか、弦の差なのか分かりませんが、基本の音量が大きい方がどうしても音楽が伝わってきやすいように思います。

この違いがなぜ生まれるのかというのは、本当に疑問に思うところなんですよね。私も音量が小さいということを言われがちでして、どうしたら出るものなのか。ギタリスト共通の悩みなのでは?と思いつつ、音量がある方というのは現実にいらっしゃるんですよね。どうしたものか・・・
posted by 管理人 at 00:28| Comment(0) | 鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

マンゴレ 上映会

埼玉で2018年10月20日(土)にバリオスを描いた映画『マンゴレ』の上映会があります。国内最後の上映会とのことなので、まだご覧になっていない方は、この機会にご覧になってはいかがでしょうか。

詳しくはこちらのfacebookページをご覧ください。予約はメッセンジャーで行えるそうです。

伝説のギタリスト「マンゴレ」愛と芸術の果てに - ホーム



スペイン語版はDVDが出ています。日本語版も限定生産で販売が計画されているようです(先ほどのfacebookより)


Amazon.com: Mangore: Damián Alcázar, Lali Gonzalez, Rafael Alfaro, Celso Franco: Movies & TV


私が以前書いた映画の感想はこちらです。



バリオス 映画 感想
posted by 管理人 at 23:35| Comment(0) | 鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Magma Strings

マグマ・ストリングス・・・?




とある楽器店に行ったら安くなっていた弦。しかも、2段階も安くなっていたのです。気になって購入しました。周りで使ったことのあるという話も聞いたことがありませんし、情報が少なそうなので詳しく感想を書いてみたいと思います(と言って、あまり流通していなそうなのですが)。
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箱を開けると
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こんな感じで全体が袋に入っています。
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その袋を開封すると、紙袋が6つ出てきます。3弦の袋だけ色が違うのが気になりました。あの感じだと、お店にかなり長い期間置かれていた可能性もあります。3弦だけ古いのか?と疑ってしましますが、気にしても始まりません。
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開封しました。高音弦は曇っていて、手触りはザラザラしていました。
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きっと少しさびれた感じの音がするので、ルネサンス系の曲には良いかも?というのが見た目の印象です。



低音弦は、紙袋の他に、さらに個別にビニールの袋に入っていました。ある程度長期保存にも耐えられそうなパッケージです(根拠はありません)。
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次に、弦を交換してみた感想です。

高音弦は柔らかくてしなやかです。細いので1弦は抜けないように注意が必要でした。最初、ザラザラだから大丈夫だと思っただが、途中で一気に抜けそうになりました(結び目を作ったので抜けてはいないです)。

2弦は1弦の最初の様子を見て油断して結び目を作りませんでした。ただ、結果的には大丈夫でした。


先ほどしなやかだと書いたのですが、ナイロンはナットに巻き付けるときにかなり弾力があって大変ですが、紐のようにと言ったらさすがに言いすぎですが、そんなしなやかさがあるので曲げるのが楽でした。

それから、ねじれも見られなくて、弦をそんなにしごかなくても大丈夫な感じでした。



ちなみに、低音弦はねじれてうねりまくっていて、何度もクロスでしごいたものの真っ直ぐにできたか不安が残るくらいでした。




続いては肝心の弾いてみた感想です。

低音弦のシャリシャリ感は一切なしでした。シルバーコーティングのお陰なのか、弦が古かったのか、判断のしにくいところです。弦の古さのせいではないとしたら(古くなかったら大変失礼いたしました)


高音はきらびやかなツヤツヤした音は出ない。少しくすんだ音でした。見た目や触ったときの感触通りの音です。

高音弦の太さは細いですが反発は大きくないと思いました(私が買ったのはミディアムテンションですが)。

音程は安定していると思います。ここは、カーボン弦の期待通りですね。



一番驚いたのは高音弦と低音弦の音質の違いが小さいことです。大聖堂第2楽章冒頭の和音を2弦開放、3弦11f、4弦12fで弾いてみると、よく分かったのですが、この音質のバランスの良さはすごいです。逆に、高音と低音の音色の違いでコントラストをつけようと思っても難しいかもしれません。


それから、カーボンの高音弦は音が良く伸びます。

ナイロンだと、弾いた瞬間がとても大きくて、そのあと一気に小さくなる感じがしますが、カーボンだと徐々に減衰していく感じがします。


多声的な音楽をやるのにはとても良いと思います。


メロディーを複数の弦に渡って弾く場合には、音が残らないように消音をしっかりしないと濁りが気になりました。





初めて弾いてみた感想はこんなところです。あとは、どれくらい日持ちするかというところ。これはまた後日書きたいと思います。

最後に、貴重な(?)パッケージの写真をお楽しみください。

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楽天で購入できるようですが、確認した時点ではハイテンションしか在庫がありませんでした。Amazonは販売ページはありましたが、現在取り扱いなしとなっていました。

Magma Strings/CARBON クラシックギター弦 Fluorocarbon/ GC110C,GC120C【マグマ・ストリングス】【メール便OK】
posted by 管理人 at 00:22| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする