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2019年07月14日

ゆっくり弾く練習について

ゆっくり弾く練習が大切だというのは、たまに見聞きする話です。

しかし、どうしてゆっくり練習するのが大切かというのを、私は十分に理解していませんでした。

最近、「これは」と思うことが出てきたのでご紹介します。




開放弦はともかく、フレットを押さえて弾く音があったとします。9フレットセーハの音(例えば4弦のシの音)などが分かりやすいと思います。


その音がアルペジオの一つだったら、通常のテンポで弾くと、1秒にも満たない長さだったとします。


それを、すごくゆっくりのテンポで弾いて、3秒伸ばすとします。


さて、はたして、ビレずに音を伸ばし続けられるでしょうか。




ここで、いくつかの問題が生じます。

まずは、左手の押さえ。先ほどの9フレットセーハをイマージしていただきたいのですが、力任せに押さえたのでは、短時間なら音を出せても、そのあと伸ばし続けるのが難しくなるのではないでしょうか。

この、左手がより確実に押さえられていないといけなくなるというのが一つです。

このことは、音量を上げたときにより顕著になると思います。音が短ければビレないのに、ゆっくり弾いて伸ばすとビレるということがないでしょうか。普段より緊張する本番のことを考えたら、強い音を長く伸ばしてもビレないような押さえ方をしておくべきだと思います。


次に、右手の指が、鳴らした弦に触ってしまわないかという問題。

ある程度のテンポだと、右手の指は遊ぶ余裕がありませんが、すごくゆっくりのテンポの場合には、弾いた指をそのあとどう動かすか、弾いてない指はどこで待っておくか、といったことが問題になりやすいです。

それが曖昧だと、鳴らした弦に触れてしまって音が切れたりビレたりしてしまいます。




そして、音に直接現れませんが、弾いた直後に何を考えているかという、頭の中の問題があります。

一たび音を鳴らしたら、すぐさま次の音のことを考えるべきです。左手はどの指をそのままに、どの指を離して、何フレット移動してどんなフォームに移行するのか。そんなことをイメージすると思います。

これを、いかに早く行うかというのが、曲をスムーズに流れさせるのに重要になってくると思います。



ところが、速いテンポで弾くと、音を弾いたと思ったら、すぐさま次の音を弾かなければなりません。次の音を弾く前に頭の中で次の音に対応する左右のての形や出したい音をイメージする前に、ポジション移動が始まってしまういことも多いのではないでしょうか。

これだと、いくら練習してもミスが減っていかないと思います。


ゆっくり練習する段階で、しっかりと頭の中で次のことをイメージする練習をしておくことで、速くしてもそれができるようになっていくのだと思います。

これこそが、ゆっくり練習することの最大の意義ではないかと思います。






まとめると、ゆっくり弾く練習で私の感じている大きな利点は次の2つです。

・実際のテンポよりも音ビレが起きやすい状態で練習することになるので、本番の技術的な余裕が生まれる
・「次の音を事前に頭の中で準備する」ことの練習になる



ゆっくり弾く練習については、「上達のためのスーパースロー活用法」として現代ギターに記事が掲載されたことがあります(2016年9月号)。

執筆はギタリストの堀井義則さん。とても参考になります。


現代ギター 2016年 09 月号 [雑誌]
posted by 管理人 at 22:18| Comment(0) | テクニック 左手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

愛の夢 クラシックギター

かつてマリオ・パロディ(Mario Parodi)というギタリストがいたのですが、その方の編曲したリストの愛の夢(S.541)が、とても秀逸です。



この曲、もともとは歌曲でリスト自身によってピアノ独奏用に編曲されたものです。



ピアノ曲をギターで弾くと、どうしたって和音の音は減りますし、メロディーラインも元のままというわけにはいかなくなります。

なかなか原曲以上の魅力を持たせるのは難しいところですが、このパロディの愛の夢は、ギターでここまでできるのかという出来になっていると思います。



ピアノ曲の編曲だとディアンスが素晴らしいものをいくつも残していますが、それ以前にも優れた編曲を行うギタリストというのは存在していたのですね。



こちらのギタリストの方が、素晴らしい演奏をされています。

posted by 管理人 at 23:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

第31回 重奏ギターコンクール

2019年6月23日に開催された第31回 重奏ギターコンクールの結果が発表されていました。


1位. Sound Holes
2位. Tochee's(フリーバーズ・デュオ賞)
3位. 地下活動(HARUMI賞)



今回は12組が参加していました。一時、参加数がとても少なくなった年があって、今後どうなるのだろうと心配しておりましたが、盛り返してきましたね。
ラベル:コンクール
posted by 管理人 at 00:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

第48回 神奈川新人ギタリストオーディション

第48回 神奈川新人ギタリストオーディション(2019年6月30日開催)のプログラムがこちらに掲載されていました。



オーディション | 神ギ協


本選ゲスト審査員が渡辺香津美さんです。ジャズギタリストがクラシックギターのコンクールの審査員をやられるのは珍しいのではないでしょうか。


今年のオーディションは、昨年の「クリスマスの歌」の版問題(※)を受けてか、予選課題曲が神奈川ギター協会版でダウンロードできるようになっています(あるいは、繰り返しの指定が煩雑だからかもしれません)。



※ハーモニクスのメロディーの部分を開放弦で弾く従来の版を使用しないようにとの意図の指定だったが、結果として従来の版を選択する出場者が出てしまった





今年は見に行けないので、結果はSNS等で確認する予定です。だいたいコンクールやオーディションを見に行くと、よく見る名前があるものですが、最近あまり見に行けてないので、知らない方が多いです。
posted by 管理人 at 21:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

イリアナ マトス

何気なくコンサートのチラシを整理していたところ、学生無料のコンサートを見つけました。



キューバ出身のギタリスト、イリアナ・マトス(Iliana Matos)さんのコンサートです。

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2019年8月1日(木)
会場:国分寺市立いずみホール・Aホール
19:00開演※
前売り 3,000円、当日 3,500円、学生無料

※主催者ホームページの記載は19:30開演、チラシは19:00開演でどちらが正しいのか不明です。
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(参考:http://kusu.jp/schedule.html



学生料金が設定されているコンサートは珍しくありませんが、無料というのはあまりない気がします。




イリアナ・マトスさんのホームページはこちら。動画(YouTube)も多数公開されています。

Iliana Matos



CD発売されたからなのか、来日するからなのか分かりませんが、2週間前に動画がいくつかアップされています。

いずれも素晴らしい演奏で、深い音が魅力的です。パソコンのチープなスピーカーを通してではありますが、オペラ歌手のような、太くて広がりのある音だと感じました。
posted by 管理人 at 08:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする