2019年09月19日

指は平行には動かない

左右どちらもそうなのですが、指というのは平行には動かないと思うのです。


左手でいうと、フレットを押さえるときの基本は指板に対して垂直にというのがあると思いますが、4本の指すべてを同弦で押さえるなら、人差し指、小指は斜めになるのが自然です。

これは、指が4本並行ではなくて、中心に集まるように動くためだと思います。



指を開くほどこの傾向は強くなりますが、開かなくても若干はあると思います。



それで右手の話なのですが、右手の指は開かずに弾くと思うのですが、それでも動きは完全に平行ではなくて、各指で若干のずれがあると思います。

ボディーマッピングの話につながってくると思いますが、このズレを認識するかどうかというのは、右手を自然に動かすために大切なのではないでしょうか。


音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング
posted by 管理人 at 01:26| Comment(0) | テクニック 右手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

ラスゲアード コツ

フラメンコギターを習っている友人に、ラスゲアードのコツを聞いてみました。

しっかりした音を出すためには、手の甲をできるだけ弦に近づけて、つまり、手が弦から離れすぎないように注意するのが大切とのこと。確かに、普段アルペジオを弾いているような位置でラスゲアードをやろうとすると、小指の音など特にかすれてしまうことがあります。


それから、練習方法はクラシックギターとなんら変わりなく、ゆっくりメトロノームを使ってやるそうです。ここで大切なのは、1つ1つの音がしっかりと出ること。ch, a, m, iのラスゲアードなら、まずはch(小指)だけでしっかり全部の弦の音を出す。それからa(薬指)もまた全部の音を出す・・・・というように、複数の指が団子にならないように単体でも和音がしっかり鳴っていることを確認する必要があります。

そして、それをメトロノームのリズムとずれないようにできるようにすると。


ストロークと同じ感覚で、雰囲気でなんとなく飾り音符のように入れるのではなくて、ラスゲアードを弾く指一本一本それぞれの和音をしっかり拍通りに入るように練習するとのことです。
posted by 管理人 at 11:27| Comment(0) | テクニック 右手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月07日

フィゲタ

ギターには、「フィゲタ」と呼ばれる奏法があります。

これは(和音ではなく)単音の旋律を弾くときに使える奏法で、特に同じ弦を弾くときには非常に速く弾くことができます。


合奏の世界では、チェンバロギターは旋律を弾くときにpi(親指と人差し指)を使います。他のギター(ギタロンを除く)の場合はim(人差し指と中指)を用いるのが通常です。



このpiの運指なのですが、私はどうも得意ではありません。ずっとプライムギターでimのアポヤンドを中心に練習してきたので、pを使うというのがどうもしっくりこないのです。

そして、フィゲタはやってみると分かるかと思いますが、アポヤンドはできないのでアルアイレになります。これがまた、よく分からないのですよね。


似たような奏法は、2つの弦に渡るトリルではやっていたのですが(例:6弦の4フレットと5弦の開放を交互に連打する)、そのときには指はほとんど固定して、手の甲全体を動かして弾いていました。ピックで弾くような感覚に近かったと思います。

それだとすぐに他の弾き方に移行するのが難しくなりますから、やはり、本来は手の甲は動かさずに指の筋肉を使うべきなのだろうと思います。

そうなると全くの別モノなんですよね。慣れていないことをするのはやはり難しい・・・




フィゲタが必要とされる曲として、ピポーの『歌と踊り』が挙げられます。テデスコの『ギターとフルートのためのソナチネ』の第1楽章も、フィゲタで弾く方もいらっしゃるようです。

imに比べて音質を揃えるのが難しいという問題もあって使いどころが難しいのですが、なんとかできるようになりたい奏法の一つです。
posted by 管理人 at 13:49| Comment(0) | テクニック 右手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月16日

第1関節だけを曲げるって可能なのか?

ちょっと今手元に本が無い状態で書いているので、本の表現が正確に再現はできないのですが・・・



アベル・カルレバーロの名著『ギター演奏法の原理』という本があります。クラシックギターの教本ですね。

この本で異色なのは、ギターの構えに関する深い洞察と、タッチの種類について細かく分類されていることではないかと思います。(アルアイレとアポヤンドというざっくりした分類ではない)


私はこの本が好きで、二回ほどこのブログでも記事を書いています。

ギター演奏法の原理
ギター演奏法の原理が今なら3999円です



それで、この教本の中にあるタッチの一つを使うのに、私が見た限りでは、他の関節の曲げ具合は変えずに、第1関節(※)だけを、より曲げるというのが必要になってきます。

※「第1関節」というのが曖昧な表現で、指先から数える人と掌側から数える人がいて違う関節を指してしまいます。今は、指先から数えています。正確な表現なら、「DIP関節」と呼ばれるものです。



最初に本を見たときには、


いや、不可能だろ


と思ってやろうともしなかったのですが、最近は、


もしかしてこれ、鍛えたらできるのかな?どうやるんだ?




と思っています。しかし、YouTubeで検索しても、第2関節を逆ぞりした状態で曲げている動画は見つかりましたが、第2関節は自然に曲げた状態で、第1関節だけを動かすというものは見つかっていません。



ということで、「できる」ですとか、「こんな解説動画を知ってる」とか、情報をお持ちの方がいらっしゃったらコメントしていただけるとありがたいです。

私のほうでも、追加で何か分かったり、もしくはできるようになったりしたら、記事にしたいと思います。
posted by 管理人 at 15:37| Comment(0) | テクニック 右手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

ギターの右手練習機

パソコンの画面のロード時間ですとかテレビを見ているときなどに、右手の練習をしたいなと思いまして、エアでも良いのですが(※)、やはり弦の位置を正確に捉えるという部分を練習するためには何か器具が必要だなと思っていました。

※筋肉を素直に動かすことに焦点を当てた練習なら、むしろエア「が」良いと思います。「なんの制約もなかったら筋肉はこう動きたがっているのだな」というのが確認できるので


ギターの右手練習機として、『れんしゅうくん』というものがあるのは昔から知っていましたが、ずっと品切れ状態で購入することができませんでした。

これは、木の枠に竹ひごを6本並べて固定した器具です。


そんなもの買わなくても、要は竹ひごの端と端(もちろんとがった部分は切り落とします)左手の指二本で挟んで持って、右手で弾けば良いのだと気がついたのが昨日、そして今に至るまでそれで練習していました。

悪くない練習方法なのですが、問題は、左手の指が痛いことです。消しゴムでも取り付けた方が良いのか?などと考えつつ、何気なく『れんしゅうくん』のことをネットで検索してみたら、なんと2017/12/25に、ついに入荷していました。


こちらのショップさんです。即、注文しました。

Spain Guitar Online Shop



なんだ、竹ひごか。弦じゃないのか。と思う方もいらっしゃると思います。私も昨日まではそう思っていました。でも、実際にやってみたらこれはかなり良い練習になるのではないかと感じました。

弦よりも太いので、爪はひっかかりにくいです。つまり、より自然な動きが練習できる可能性があります。

また、弦だと音が鳴ってしまいますが、竹ひごは音程のある音が出ません(絶対音感のある方は音程を感じてしまうかもしれませんが、それは別として)。音程があると、ついついメロディを追ってしまいますが、なければ純粋にリズムが正しいかどうかというところに集中できます。

高速なアルペジオやトレモロを均一に仕上げたいとき、かなり有効なのではないかと思われます。


リズムの練習と言う意味では、机などを爪でカチカチと叩くだけでも練習にはなるのですが、ピアノのように指の動かし方が垂直な楽器なら良いですが、ギターは

机を叩く:弦に触る
叩いた位置から指を手前に引く:弦を弾く

に相当するので、これで動きを練習するのは難しいですよね。


そんなわけで、安くない製品なのですが、ためらわずに買ってみることにしました。実際に使ってみたら、あらためて使い心地を記事にしたいと思います。
posted by 管理人 at 10:44| Comment(0) | テクニック 右手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする